[トラッジ] くたびれたベンチで見上げた星空は この手に届きそうで何も掴めなかった 溜息を溶かして飲み込むコーヒーは やけに苦味が染みて涙が誘われた 失くした夢に縋りついても 何も変わらないから 乾いた心にひとしずく勇気をかき集め 立ち上がろう ※ 吹きつける横風に目を細めむせ返り 歩くこの道は 優しさのカケラもなくて 逃げ出したくなるけれど 何気なく立ち止まり振り向けば 確かに伸びる足跡が 折れかけた心に きっと力をくれるだろう 公園の片隅で見つけた白い花 月明かりにそよいで気高く咲いていた 愛想笑いで過ごす毎日 潰れそうになるけど 震える両手に小さな幸せ握り締め 歩いてゆく 向かい風切り裂く翼あるはずもなく ちっぽけな僕は 地べた這いつくばりながら 進むほかはないけれど 軋む足引きずり歩き続ける限り きっといつの日か 暖かい光のもとに 辿り着くはずだから ひとりで目覚めた夜に 寂しさがこぼれそうでも ぎゅっと目を閉じていれば やがてまた陽は昇るから ※くりかえし